今シーズンの交尾、産卵、幼虫採取は大苦戦中です。
もしかすると、100頭を確保するのがやっとの様な気配が漂いはじめています。
このままでは非常によろしくないので、現在の産みの状況を把握するために、
原型のげの字のないぐらいのボロボロに齧られた材を2本、いちかばちかで
1本は本割り、もう1本は仮割りを試みた。

写真を見ても解ると思いますが、わずか幅3cm程度しか残っていない部分から
3頭出てきました。しかも1頭はこんなに狭い部分にかなりの食痕を残していて
かなりデカイです。自作菌糸材が良い結果をもたらしたのでしょう。
自作材に菌を廻しすぎて、超柔らかい仕上げとなりボロボロにされましたが、
残った部分には予想していた以上に産んであり、結果として嬉しい誤算?になりました。

いつも思うのですが、人間の計画した通りに昆虫を操るのは難しいです。
この産みの状況で安心していても、悪い方向に進むとまずいので念には念を入れて、
石橋をたたきます。最終手段で久しぶりの冷虫家の登場です。

幼虫確保のために産卵期間を延長します。

翌日、確認するとマット産みしていました。
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